こんにちは、ととです。
今回は各種メディアでも取り上げられているコストコについて、テレビなどで紹介されるコストコと実際に行って感じた印象とは少し乖離があったので、資産防衛の観点に基づいた私の活用方法についてご紹介します。
これから資産形成世代の方やコストコの大きな出費を後悔している方などに向けて、コストコとのうまい付き合い方を解説していきます。
・メリット :独自商品と安価な商品
・デメリット:店舗数と年会費
・活用方法 :費用対効果を考慮して一部商品に限って購入
コストコとは
コストコとは会員のみが商品を購入できる会員制倉庫型店舗と言われ、全世界の会員数は1億2,300万人、日本の会員数は600万人以上、日本国内の店舗数は32店舗です(2023年5月時点)。
また、アメリカの会社のため、アメリカで売ってそうな容量の大きな商品が多数品揃えしてあります。
コストコのメリット
安価な商品
普段買い物する商品よりもお得な商品が多数あります。その中でも私が必ず購入する商品はガソリンとお肉です。
ガソリン
コストコの店舗ではガソリンも販売しており、一般的なガソリンスタンドの価格に対し、コストコのガソリンは1L当たり15円程度安いので、ガソリン代の節約になります。
車の燃料タンクにもよりますが、50L容量のタンクであれば、15円×50L=750円の節約です。車に頻繁に乗る方は必ず利用するようにしましょう。
お肉
いつも食べている鶏モモや豚バラ肉については、近所のスーパーよりもコストコの方が100g当たり10〜20円程度安いです。
よって、コストコに行く前は冷凍庫を空にして、まとめ買いで4kg程度買いだめしています。ただし、お肉の中には高級路線の商品もあり、資産形成期には不要と判断した商品もありますので、皆様も自身の環境やタイミングにあわせて購入する商品をお選びください(楽しくてついつい財布の紐が緩みがち)。
下の写真は最近岐阜のコストコに行った際の写真です。
普段見かけない商品
コストコが独自に販売している商品の質が高いことも人気の一つです。私はディナーロールより高価ですが発酵バターの甘みやコクが感じられるマスカルポーネロールをリピートしています。
いつも買っている食パン等と比較すると多少高いと思いますが、コストと質を比較した場合は、断然マスカルポーネロールに軍配が上がります。
その他にもデリカやスウィーツなど、あまり日本の店で見かけないような質の高い商品が多数品揃えされていることも、コストコを訪れるメリットです。
コストコのデメリット
年会費
コストコは会員制店舗であるがゆえ、年会費が4,840円必要です。つまり、1年間コストコを利用して、4,840円分の支出抑制にならなければ損をしているので、行かない方が得策です。
私の場合は月1回程度の頻度で行っており、ガソリン代だけで年会費分の元を取っているので、会員を継続しています。
日本国内の店舗数
コストコの国内店舗数は32店舗(2023年5月)となっており、店舗までの距離が遠い方も多いと思います。私の出身の九州では福岡と熊本にしかなく、他県からアクセスするには不便です。よってコストコまでの交通代も考慮する必要があります。
仮に車で行く際には、ガソリン代や高速代等が必要ですので、コストに含めて考える必要があります。
考慮した結果、以下の条件が成立するのであれば、会員になることをオススメいたします(採算度外視でどうしてもコストコに行きたい方を除く)。
“年会費+交通費(ガソリン、高速代)” < ”コストコ利用に伴う支出抑制(ガソリン、お肉等)”
あくまで私の場合ですが、左のコスト部分は、年会費4,840円に加え、ガソリン代が往復で300円(コストコで2L分)かかるので、年間合計としては4,840円+300円×12回=8,440円となります。
右の支出抑制部分は、ガソリンだけでも15円×50L×12回=9,000円となるので、メリットありと判断して会員を継続しています。
まとめ
コストコを利用する際のメリット・デメリットと会員になるか否かの判断基準について解説いたしました。
金額的な判断基準は以下の通りですが、コストコには魅力的な商品も多数あるので、エンターテイメントとして割り切ることもアリだと思います。ご自身の環境にあわせてご活用いただければ幸いです。
“年会費+交通費(ガソリン、高速代)” < ”コストコ利用に伴う支出抑制(ガソリン、お肉等)”
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