こんにちは、ととです。
今回は連続増配当株のひとつでもある三菱ＨＣキャピタルの決算分析と買いタイミングの分析を行いますので、決算のどこ見ればいいか分からない方は、参考にしてください。
・累進配当維持！
・増配を見込んで、７３０円以下で追加投資
今回の記事を参考にして、適切なタイミングで投資できるようになりましょう！
なお、銘柄分析については、以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
三菱ＨＣキャピタル
三菱ＵＦＪリースと日立キャピタルが統合してできた会社で、主な事業内容は、物件のリースや割賦販売及びファイナンス事業です。
また、成長の柱として以下の注力領域を挙げており、先進的なアセットビジネスを展開しています。
ファクトシート｜三菱HCキャピタル
指標分析
売上高【評価：○】
売上高については着実に増加傾向で問題ありません。
利益率（ＲＯＥ）【評価：○】
７から９％の間を推移しており、安定しています。また、一般的な割賦販売業の平均値６.４％に対して上振れしていますので、問題ない数値かと考えます。
ＥＰＳ【評価：○】
ＥＰＳもコロナ禍からの回復が確認でき、２０２１年３月期から右肩上がりの傾向を維持できています。
ＰＥＲ【評価：△】
過去５年のレンジは５.５から１２.４で推移しており、今年度末（２０２４／３）のＥＰＳ予想から現在（２０２３／５）のＰＥＲを算出すると、８.８となり平均的な株価と判断できます。投資判断が難しいですが、少し割高感があります。
マネックス銘柄スカウター｜マネックス証券
配当利回り【評価：○】
累進配当維持です！
配当金は５円増配の３３円となり、来年度も４円増配の３７円が予想となっております。これにより現在の株価７３５円に対する配当利回りは５.０３％（税引前）となります。これまで連続増配しておりますので、今後も増配していくと仮定すると、十分投資対象となり得ます。
決算後に株価が上昇しなければ、購入したいです。
また、配当利回りの５年間の推移が２.６４から５.４６％となっていることからも、そんなに低くない配当利回りであることが判断できます。
マネックス銘柄スカウター｜マネックス証券
配当性向【評価：○】
４０％前後で推移しており、特段問題ありません。また２０２５中計では、２０２３から２０２５年度の配当方針が示され、配当性向４０％以上、配当金については利益成長を通じて配当総額を持続的に高めていくと記載がありましたので、今後の更なる増配に期待が持てます。
自己資本比率【評価：○】
業種形態から自己資本比率はどうしても低くなります。同業他社と比較しても低くはない水準ですので、特段心配していません。
フリーＣＦ【評価：△】
プラスとマイナスを行き来していますが、直近はプラス傾向なので問題ないと考えます。
まとめ
・累進配当維持！
・増配を見込んで、７３０円以下で追加投資
今期も累進配当を維持してくれました（安心）！それだけでなく、他の指標についても問題なしです。
ただ株価の反応が気になります。おそらく明日５／１３は高騰するでしょうから、少し株価が落ち着いたタイミングを見計らって追加投資したいと思います。
追加投資するタイミングですが、ＥＰＳの予想（２０２４／０３）が、８３.５２円で直近５年のＰＥＲが５.５〜１２.４なので、今後の株価変動は、４５９円から、１,０３６円まで推移すると推定できます。
また、現在配当利回り５％（税引前）で税引後では約４％です。今後も増配すると仮定すると、十分投資対象になり得ますので、７３０円辺りで少しずつ投資して、７００円台となったら単元で購入します。
以上、三菱ＨＣキャピタルの決算分析から投資タイミングまで解説いたしました。投資タイミングについては、個人で投資目的が異なると思いますので、あくまで私の場合で解説しましたが、参考にしていただければ幸いです。
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