こんにちは、ととです。
日々、米国株への投資を虎視眈々と狙っていますが、未だ追加投資には至っていません。
その原因として、私が米国株への投資する上で重要にしている株価・為替・特殊の3つの環境の条件が揃わないことが挙げられます。
今回は私が重要視している3つの環境とそれらの現状、次の投資タイミングについて解説していきたいと思います。
米国株への投資基準を解説していくでー
株価環境
言わずもがな、狙っている銘柄の株価です。
米国株は日本株として株主還元意識が高い傾向があり、私の場合は主に配当を指標として銘柄分析を行い、決めた銘柄の株価をモニタしています。
いわゆる高配当銘柄は一通り投資していますが、直近で重点的に投資しているのが、ベライゾン(VZ)とアルトリア(MO)です。
両者の株価を見てみると、ベライゾンは前回の決算で好決算を示し、その後継続的に株価が続伸しています。一方でアルトリアは下落が続いており、コロナ禍の水準まで落ち込んでいます。
直近ではアルトリアに投資チャンスがあると判断できそうですが、FRBの高金利政策で米国経済が冷え込む恐れが2024年にあります。
アルトリアの株価は下落が続いているので、コロナ禍水準のいま、下落が収まり一定の株価で推移するボックス推移の傾向が見られたら投資環境が整ったと言えそうです。
為替環境
2つ目の環境として、為替相場があります。
米国株へ投資する上で、日本円を米ドルに替える必要があるため、株価と同様に注目している環境です。
現在の為替相場は超円安と言われ、一時152.9円程度まで推移し急激な円安でした。
円安の状況で米ドルに替えようとした場合、同じドルを入手しようと円高の場合と比べてより多くの円が必要となりますので、円安の場合はドル替えしたくないと言う判断になります。
実経済を見てみますと、CPI等の経済指標から米国のインフレピークアウトが観測され、FRBが利下げするのではとの見方から一時148円程度まで円高が進みました。
現在は149.5円程度で円安に進んでいます。実際の利下げは2024年5月頃とみられていますので少し先ですが、相場は経済指標より早く反応するのが常ですので、今後円高方向(145円近辺)に進むものとみています。
よって、為替環境については、投資環境がまだ整ってなく、もう少し待つという判断をしています。
特殊環境
上記2つが主な判断材料となるのですが、何か特殊な要因があった場合は判断材料に組み入れます。
直近で言うところの新NISAやそれに伴う米国投資手数料無料化などが特殊環境に当たります。
新NISA
非課税投資枠の拡大が2024年から開始されます。
この制度を使うことで米国株の配当に対する日本の税金が非課税となるため、米国株への投資を2024年まで先延ばしにする要因の一つと捉えています。
とは言っても、2024年に株価が急騰したり、為替が円安方向に進まないとも言えないので、新NISAだけで投資判断をするのは危険です。
あくまで、株価、為替、新NISAの3つを考慮して投資するか否か判断していく方針です。
新NISAに関する記事は以下で解説しています。
手数料無料化
次に特殊環境としてあげるのは各証券会社の手数料無料化です。
私が米国株のメイン口座としているSBI口座では、これまで米国株の取引には税込で0.495%の手数料がかかっており、1回あたりの金額は小さいですが、チリツモでは結構大きな金額となります。
その手数料が2024年から無料化となります。詳しい内容は過去の記事をご参考にいただければと思いますが、2024年から投資環境が改善することは間違いないです。
よって、こちらの要因からも投資を先延ばしにしている状況です。よほど株安、円高でない限り米国株への追加投資の予定はないです。
まとめ
今回の記事をまとめるとそれぞれの環境について、以下の観点から追加投資に躊躇しています。
しかし、いつまでも先延ばしにすることはできないので、この3つの環境をしっかり分析して、米国株投資のチャンスを逃さないようにしていきましょう。
以上、今回の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
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