こんにちは、ととです。
早いもので今年も残すところ約1ヶ月となってきました。
クリスマスの準備やら年末年始の準備やらで何かと忙しくなるこの季節ですが、一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAが終了してしまう季節でもあります。
これらNISA枠が余っている方はいらっしゃいませんか?
今回は高配当株投資家がオススメするNISA枠の使いきり方法について解説いたします。
何事も無駄がないのが大事!
NISA枠
各NISAには年間の上限額が決まっており、上限に達しなかった分の額は翌年に持ち越せません。
せっかく非課税の枠が用意されているので、最大限使いきる方がよりお得となります。
投資信託を毎月分散投資している方は上限額が余ることはほとんどないと思いますが、個別株投資をしている場合、約定価格によっては、残りの枠が数千円程度余ってしまうことがあります。
この僅かな枠も使い切ろうという、涙ぐましい努力が資産形成には必要です!
枠を使いきる方法
安い単元株
残りの枠で単元株が買えるのが1番良い方法です。
最近、新NISAに対応するためか株式分割する企業が増えてきました。高配当銘柄で言うと、NTTや東京海上日動などです。
そのような株式分割を行った銘柄に投資するのもありかと思います。
特にNTTは1株170円前後で買えるようになったので、単元株で購入しても1.7万円程度です。事業内容も安定していて長期投資に向いているので、NISA枠が余っていたら試しに購入してみるのもありです。
単元未満株
単元株で購入するのが難しい場合、単元未満株をNISAで購入する方法もあります。
単元未満株であればNTTであれば170円前後なので、NISA枠ギリギリまで活用することができます。
大手証券会社の単元未満株に対する売買手数料無料化を追い風に、単元未満株環境が整いつつあるので、単元未満株でNISA枠を使い切ることも検討していきましょう。
ただし、楽天証券は売買手数料が無料になりましたが、売買時にスプレッドが0.22%かかるので、実質手数料が必要ですので、そこだけご注意ください。
ETF
最後にご紹介するのはETFです。
ETFは個別銘柄と異なり、単元株が1株からとなっているため、非常にNISA残枠との相性がいいです。
また購入できるETFの数も多く、ご自分の投資戦略に沿ったETFを探して購入してみてください。
私は高配当投資を戦略としているので、2866グローバルX米国優先証券ETF※を購入対象としています。
分配金は毎月支払われており、直近を見ると4から5円/月なので、分配金利回りは5%を超えてきます。
個別株と比較しても遜色ない利回りですので、NISA枠が余ってなくても購入するレベルです。
※議決権に制限があるが優先して配当を受け取ることができる株式
まとめ
今回はNISA枠の埋め方について解説しました。僅かな差かもしれませんが、コツコツとその差を拡げることが将来の資産を形成する種となります。
少しでも良いので試しにやってみましょう。
以上、この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
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