夏の電気料金を抑える最も効果的な方法

家事育児

こんにちは、ととです。

最近の物価高でスーパーに行っても様々な商品が値上がりしていますよね。また、ウクライナ情勢を背景とする原油価格の高騰により、エネルギー輸入国である日本の電気代も高騰しています。

報道でも電力会社各社が相次いで値上げを実施しており、家計に大打撃を受けています。

そのような中で私は昨年からエアコンにかかる電気代を下げたいと思い、試行錯誤していました。今回はその結果、どうやったら電気使用量を減らせるか分かったことがあるので解説していきます。

電気料金の算出

電気代を減らそうとした場合、まずその算出方法を知る必要があります。

算出方法を知ることで、どこに対策を打てば効果があるのか分かり、無駄な行動を抑えることができます。

一般的な電力会社の電気料金の算出方法は下記になります。

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この図からわかることは、電力会社を変更しない場合、基本料金を減らすか、1ヶ月の使用電力量を減らすかの2択ということです。

基本料金

基本料金を減らす場合は、契約アンペア数を変更すれば良いです。ただし、減らしすぎるとすぐにブレーカーが落ちてしまいますので、ご家庭で使用する電化製品の消費電力に合わせて、契約アンペア数を設定しましょう。

ちなみに、私の家庭(夫婦+子供2人)では30Aで契約しています。当初は20Aで契約していましたが、エアコンやドライヤー、キッチン家電を同時に使用した際にブレーカーが落ちたので、30Aに変更しました。

使用電力量

電力会社は中部電力と契約しているのですが、「カテエネ」というサービスで毎月の電気使用量がネット上で分かりやすく表示されます。

また、どの電化製品で使用量が多いかも表示していて、その結果、我が家の消費電力トップはエアコンでした。おそらくほとんどのご家庭では夏場エアコンの消費が最も高くなると思います。

今回はエアコンにターゲットを絞って節電を行いましたので、やったことと結果をご紹介いたします。

やったこと

基本料金

30Aが適正アンペアなので、特になし。

使用電力量

エアコンに使用電力量を削減するには使わないことが一番ですが、小さい子供がいるとそうはいきません。基本的に我が家ではどこかしらエアコンが稼働させています。

そこで今回の比較対象をエアコンの機能に設定しました。冷房機能と除湿機能です。

この2つの機能の違いはなんとなく分かるのですが、どちらがよりお得なのかは全然分かっていなかったので、今回この2つの比較を行いました。

検証期間は2年間に渡り、2022年7,8月は冷房(26.5度)を使用し、2023年7,8月は除湿を使用しました。

結果

基本料金

なし。

使用電力量

結果から言うと、2022年7,8月の使用電力量合計は425kWhで、2023年の7,8月は398kWhでした!

除湿の方が27kWh(6.3%)の使用電力量を削減できることが分かりました!今年の夏は例年よりも酷暑だったことを考えると、より節電効果があったことが分かります。

ちなみに除湿にしたからといって暑いことはなく、快適に過ごせていました。

ちなみに、2022年の冷房実験後に気づいたのですが、カテエネでも同様の実験をより詳細に実施しており、やはり除湿の方が使用電力量は小さいと言う結果が出ています。やはり、皆さん冷房と除湿の違いが気になっていると言うことでしょうか。。。

以下にリンクを貼りますので、ぜひカテエネさんもご確認ください。驚くほど細かく分析されていて、もっと早くこの記事に出会いたかったです。

エアコン・冷房vs除湿 | カテエネ研究所 | コラム | カテエネ
真夏、外出から帰ってきたら、どっちを選ぶとお得!?を実験してみました。中部電力ミライズのサービス「カテエネ」
カテエネ 除湿vs冷房

まとめ

今回のまとめを下記に示します。これらを実践して、電気料金の値上げに少しでも対応していきましょう。

電気料金を下げる方法

・自分に合った契約を見つける

・夏のエアコンは除湿で使用電力量を削減

・カテエネのサイトをくまなくチェック!

以上、この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。

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