明暗別れた米国株決算(VZとMO)

資産形成

こんにちは、ととです。

米国株の2023年の第3四半期決算が発表され、私が投資している銘柄の明暗も大きく別れました。

今回、好決算を示したのはベライゾン(VZ)、決算失敗したのはアルトリア(MO)です。両者、決算発表後に大きく株価が変動しており、今後の方針を立て直しました。

このように決算発表後に株価が変動した場合、内容を確認して対策を講じることも必要と感じます。

それでは、それぞれ2社の決算と今後の投資方針について解説していきます。

ベライゾン(VZ)

決算

ベライゾンは携帯電話の契約数純増FCFの通期見通しの引き上げという、素晴らしい決算でした。その結果、株価も一時9.27%の上昇となりました。

Yahooファイナンス

豊富なFCFを活用して、有利子負債の返済や配当金の17期連続増配など、株主還元も進めており、高配当投資家としては十分すぎる結果となりました。

また、FCF配当性向は約56%となっており、余裕のある範囲で増配を続けていることわかります。

株価が上昇し、現在の配当利回りは7.72%となっており、連続増配株であることを加味しても非常に高い配当利回り誇っています。

今後の方針

好決算の影響で株価は一時的に上昇してしまいました。一方で米国の長期金利政策は今後も継続され、長期的には株価はマイナス方向と想定しているため、現在は、追加投資を控えています。

シーゲル教授の言うところの、期待度が上昇している状態となりますので、期待が薄れていって多くの人が売り始めたら追加投資する方針です。

アルトリア(MO)

決算

ベライゾンとは反対に決算失敗したアルトリアです。

売上高、EPS共に市場予想を下回る結果となり、株価も大きく下げています。この株価の下落により配当利回りは脅威の9.98%まで上昇しており、超高配当となっております。

Yahooファイナンス

決算による一時的な下げなのか、今後も低調な株価推移を継続するのかは予想が難しいですが、アルトリアの事業の継続性と配当利回りから鑑みて買いと判断しています。

また、キャッシュフローを見てもFCFは安定しておりますので、すぐに減配ということは考えにくく、今後も配当は増配または現状維持かと推測しています。

Investing.com

今後の方針

上記より、当銘柄への追加投資を行いました。

決算失敗により投資家の期待値が低下している状況と思いますので、私は逆打ちで購入するだけです。

今後も下落が継続すれば定期的に購入を進めていきたいと思います。

まとめ

今回は米国株のうち、私がメインで投資している銘柄の決算について、明暗が分かれましたので、決算分析と今後の投資方針について解説しました。

両者に言えることは同じで、「期待値が下がったところで買うことで大きなリターンを獲得できる」ということです。

決算失敗してしまったアルトリアも長期的に見れば株価は回復してくると想定していますので、積極的に購入を進めていきたいと思います。

以上、この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。

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