こんにちは、ととです。
今回は、先日ニュースにもなった証券会社各社の国内株式売買手数料の無料化(以下、手数料無料化)について、概要と対象となる設定方法について解説いたします。
SBI証券と楽天証券を比較した記事は以下となります。併せてご確認ください。
SBI証券と楽天証券の比較
SBI証券のニュースに合わせるように楽天証券も手数料無料化を打ち出しました。タイミングが良すぎるんですが、情報共有とかしてるんですかね?そう思いたくなるタイミングでした。
それぞれ手数料無料化を打ち出していますが、詳細を見てみると勘違いしそうになると思われる部分もあるので、この記事でどちらを選択すべきか検討してください。
今回のまとめです。
SBI証券
概要
SBI証券の国内手数料無料化であるゼロ革命は9/30から開始となり、インターネットによる国内上場株式の現物・信用取引の手数料が0円となります。
これまでアクティブプランでは100万円/日まで無料でしたが、これからはプランや約定金額を気にすることなく、手数料無料で取引できます。また、S株についても売却時に手数料がかかっていましたが、今後は手数料無料です!
個人的にはS株手数料無料化がメリットが大きいと感じました。リスクを避ける投資方法として時間分散がありますが、S株は有効な手段でしたので、今回の無料化に伴い今後取引が拡大すればいいですね。
もちろん、私もS株を多用していますので、継続して活用していきます!!
条件・設定方法
ゼロ革命の対象となる条件は2つあります。
- インターネットコースであること
- 電子交付サービス申込済みで電子交付サービスをやっていること
1.については、インターネットコース以外の方がほぼいないと思いますので割愛します。ネットで取引したことがあれば条件満たしてます。
2.については、未設定の方もいると思いますので、手順を以下に解説します。
まずはSBI証券にログインして次の通りに設定してください。
設定後は以下の画面になれば完了しています。これであなたもゼロ革命対象者です!
なお、電子交付サービスを利用するためにはメールアドレスの設定が必要です。登録していない方は登録するようにしましょう。
SBI証券メールアドレス設定方法Eメールアドレスの変更や削除の方法を教えてください : SBI証券
以上までがSBI証券のゼロ革命の解説です。すでにSBI証券の口座をお持ちであれば設定可能なので、開設済みであれば設定するようにしましょう。
楽天証券
概要
楽天証券ではゼロコースと呼ばれるコースが追加となります。今までは超割コースといちにち定額コースがあり、100万円/日まで無料のいちにち定額コースを利用している方も多かったと思いますが、これからは手数料無料で取引ができます。
また、ゼロコース追加に加えて、新たなポイントプログラムも始動します。このプログラムでは、ゼロコースおよび超割コースの方が外国株(米、中、アセアン)、先物、オプション、金の取引を行った際、取引手数料の1%がポイント還元されるというものです。
こちらは手数料無料ではないですが、実質的な手数料減額です。
なお、かぶミニの手数料の手数料も0円となりましたが、スプレッドはかかるようです。かぶミニでは購入時と売却時に0.22%のスプレッド(いわゆる手数料)が継続で必要です。ここがSBIのS株と異なる点であり、劣っている点です。
→2023年12月13日にかぶミニの寄付・引け取引でのスプレッドが無料化されました。よって、SBI証券でも楽天証券でも単元未満株の取引に優劣はありません。
条件・設定方法
ゼロコースを利用するためにはSOR利用同意が必要となります。特に設定は不要で、注文画面にある「SOR有効」にチェックを入れるだけです。
まとめ
SBI証券と楽天証券の両社の手数料無料について解説いたしました。そのポイントを示します。
個人的には単元未満株の取引があるので、SBI証券が有利と判断しました。一部設定が必要ですが、難しさはなくすでに登録済みでしたので、新しく処置したことはありません。
楽天証券もポイント還元のサービスが始まりますが、手数料の1%はメリット少ないと私は考えました。一方で、外国株取引がメインの方であれば、メリットは大きいと考えますので、ご自身の取引スタイルに合わせて証券会社をお選びいただければと思います。
以上、今回の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
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