こんにちは、ととです。
最近は、SNSなどによる情報収集に加えて、書籍からも情報をインプットするようにしています。
書籍は読むことに時間がかかりますが、その代わりにしっかりとした情報や知識、経験などを吸収できるので、積極的に読書してます。
今回は「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」という本を読みました。
前回の「金持ち父さん、貧乏父さん」の続編です。
ビジネスの世界を形作る人間をキャッシュフロー・クワドラントという4つのタイプに分類して、経済的に自由になるために必要なことが書かれています。
経済的自由とはFIREで言うところの”FI”であり、約20年前の書籍でありながら、現在のFIREブームに繋がる考え方が盛りだくさんです。
書籍の構成
キャッシュフロー・クワドラントとは
序章として下記のキャッシュフロー・クワドラントを説明しています。
クワドラントはビジネスの世界の人間を収入の面から4つのタイプに分類しており、私たちは少なくともいずれかのクワドラントに属しています。
この本では私たちがどこのクワドラントに属しているのか、経済的自由のためにはどこに属したらいいか、そこへ到達するには何をすべきかが解説されています。
E ・・・従業員(Employee)
S・・・自営業者(Self-employee)
B・・・ビジネスオーナー(Business owner)
I・・・投資家(Investor)
キャッシュフロー・クワドラントの左右の違い
この章では上記キャッシュフロー・クワドラントの各クワドラントに属する人の根本的な違いや経済的に自由になりたいならばどこのクワドラントに属すべきかなどについて解説しています。
全てのクワドラントで経済的な自由は達成可能としつつも、最も早く達成することができるクワドラントやそこまでの道のりを筆者の経験踏まえ説明しているので、将来自分がやるべきことが明確になりました。
現在多くの方がクワドラントの左側に属していると思いますが、右側にいち早く移るためにしっかりこの章で学んでいきましょう!
経済的自由を達成するために必要なこと
この章では経済的自由を達成するために何をすべきかではなく、どんな人間になるべきかを解説しています。
クワドラントはあくまでも収入面でのアプローチであり、この章では支出面のアプローチについて、経済的自由を獲得するための心構えを説明があります。
いくら収入が増えても、それと同時に支出が増えていてはいつまでも経済的自由は達成できません。20年経っても変わらないこの大原則について、筆者なりの経験と考えをまとめている章です。
クワドラントの右側で成功するための方法
この章ではキャッシュフロー・クワドラントの右側に移るために必要なステップとそこで成功するための技術や秘訣を解説しています。
金持ち父さんからの教えでクワドラントの右側に属すことで経済的自由を達成した筆者が、現在EやSに属する人がどのようにして右側に移るかを7つのステップに分類して解説しています。
会社を持つといえば、非常に高リスクかつ自分には無関係のように感じますが、私はこの本を読んで、小さくてもいいから会社を持ち、会社を持つことで得られるメリットを享受しようと考えるようになりました。
この章でぜひ会社を持つメリットを感じてください。
金言
今回の書籍で特に響いた言葉をご紹介いたします。皆さんも自分のお気に入りの言葉を探してみてください。
・大抵の人の人生は事実ではなく意見によって決められている。
・大きな富を得るために必要なことをするにはどんな人間になるかが必要。
・自分のキャッシュフローを管理する。
まとめ
今回はキャッシュフロー・クワドラントについて解説しました。
経済的自由は私も目指すところなので非常に参考になった書籍です。20年間変わらない普遍的な考えがここにはあります。
この書籍のポイントは以下となります。
以上、この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
コメント