こんにちは、ととです。
資産形成するためには、同時に資産防衛も実行する必要があります。今回は資産防衛のために必要な家計簿の付け方について、私が実践している方法や考え方を解説いたします。
下記に当てはまる方は是非ご覧ください。
・家計簿を使って資産防衛したい
・家計簿の付け方が定まっていない
・家計簿がなかなか続かない
この記事を読むことで家計簿を継続して付けて得する方法がわかります。
継続的に家計簿を付けて得する家計簿にするためには、以下のポイントを実践することが必要となります。
データ蓄積
家計簿を付けて得するためには、何はともあれ支出データが必要となりますが、多くの方がデータ蓄積の段階で挫折してしまいます。
過去に私も家計簿を挫折した経験がありますが、その際の反省点は以下の通りです。
データの記録をサボる
支出は日々発生するもので、当時はまとめて1週間分の支出を記録していました。記録をまとめると、週に1回だけの記録となるので、楽にはなるんですが、連休などで支出が多くなった場合に記録時間が多くなってしまうことやレシートがない会計分を忘れてしまうというデメリットがあります。
このようなデメリットが重なることによって週1回の記録をサボるとどうしようもないです。2週間分の記録を1日で付けることはほぼ不可能ですので、家計簿が継続しないことになります。
この問題を解決する方法は、支出が発生した日には必ず家計簿をつけることです。家計簿を付ける回数は多くなってしまいますが、1回あたりの時間は短いので継続しやすいです。
毎日SNSを見ている方はSNS前に記録するなど、他に毎日実施することに紐づけて家計簿を記録しましょう。
凝りすぎた家計簿
細かすぎる家計簿も問題です。例えば趣味の項目で、アウトドアやファッション、ゲームなど細分化しすぎると、記録も大変でその後の分析も非常に苦労します。苦労して記録したわりには効果は少ないので、継続させることと分析を簡略化するためにも、まずは大きな分類(食費、趣味等)で家計簿を付けることをオススメいたします。
以上の反省点から以下のポイントを守ることで、私は3年間家計簿を続けることができておりますので、ご参考になれば幸いです。
なお、後の分析において収入データも必要になるのですが、収入データはほとんどの方が月1回程度であり、どちらかというと記録することが楽しいことなので割愛します。
分析
日々の支出を記録できたら、次に分析が必要です。分析することで過去の自分との比較ができたり、将来の支出を推定することができるようになります。
支出の分類ごとに分析する必要がありますが、私は以下の項目で分類しています。ご参考として記載いたします。私も初めは細かく分けていましたが、以下の25項目まで絞っています。
過去との比較
記録を付け始めてくると過去の支出と比較することができます。初めは前月との比較を行い、全体として増加したか減少したか、何が原因で増加したか減少したかを考えると良いです。また、頻度としては月に1回程度(月末)で問題ないです。
将来の推定
さらにデータの蓄積を進めていくと、昨年の同月との比較ができるようになります。昨年のデータと比較することで来年の支出が推定することができます。
例えば、昨年同月比で支出が5%増加していて、原因が子供の成長であれば、来年も5%増加すると推定されます。一方、原因が一時的なものであれば、来年は5%減少と推定することができます。
このような推定を進めることで、将来の支出を推定することができ、FIRE後の必要生活費を算出することができます。生活費が算出されれば、配当金の目標を立てることができるので、支出の分析は必ず必要となります。
フィードバック
分析することで各項目の平均支出額が算出されると思います。この平均支出額を用いて月々の予算を決めて、毎月予算内で生活できているか管理することをフィードバックとしています。
フィードバックをしない限り、支出を抑制するものはなく、毎月の分析で今月は多かったと反省するだけです。予算を設定することで、毎月の支出をコントロールできるので、月前半で使いすぎた場合は後半の支出を抑える等の、使い過ぎを防止することができます。
ただし、まずは分析までを目指していただきたいです。いきなりフィードバックまでやろうとすると、管理が煩雑になり処理しきれない可能性が高いので、分析に慣れてきたらフィードバックを実施するぐらいで良いです。
まとめ
今回は家計簿を継続して付けて、得するための方法を解説しました。
家計簿は得する方法も重要ですが、まずは継続させることが必要ですので、以下のポイントに従って、家計簿を継続させて、支出のコントロールを行うことで、家計簿のメリットを享受していただければ幸いです。
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