こんにちは、ととです。
先日、SBI証券からのプレスリリースで、新NISAの積立投資枠のクレカ投資枠を5万円から10万円に拡大するとありました。
これによって、年間120万円の枠をクレカ投資で埋めることができます。
これらに対して早急にやるべきことを解説いたしますので、期限(後述)までにしっかり対応していきましょう。
今回の記事のまとめです。
何が変わったか?
クレカ投資枠の拡大
従来5万円までだったクレカ投資枠が10万円に増加しました。
これによって、クレカのポイント還元の対象となる金額も10万円に増えましたので、より多くのポイントが獲得できます。
ただし、純粋にポイントが増えるのは5月から10月買付分までとなっており、11月以降はポイント還元率が変更となるため、獲得できるポイントが減少する場合があります(後述)。
投資可能な金額に余裕がある方で、このクレカ投資枠を最大限使用したい方は、5月買付分に間に合うように、4/10までに積立金額を設定しましょう。
なお、現在現金で積立投資の設定を行なっている場合、設定日・設定タイミングによっては変更月の買付ができないので、ご注意ください。
以下に注意点や事例紹介、対策が記載されていますので、ご確認の上、設定ください(現状クレカ積立のみであれば関係ないです)。
SBI証券 クレジットカード積立上限額10万円への引き上げに伴う設定可能日・ポイント付与率についてSBI証券|株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA投資するならSBI証券。株、FX、投資信託、米国株式、債券、金、CFD、先物・オプション、ロボアド、確定拠出年金(iDeCo)、NISA(つみたてNISA)などインターネットで簡単にお取引できます。使いやすいチャートやアプリも充実。初心者に...
クレカ投資によるポイント付与率変更
2つ目の変更点として、ポイント付与率の変更(改悪)があります。
どのポイントでも初めは集客のために大きなポイント付与を設定して、後から改悪するのはビジネスの上では必要なことだと思いますが、顧客としては残念です。
付与率は以下のように変更となり、11月買付分から適用となります。
年間カード利用額設定
これまでは年間利用額についての規定はなかったのですが、新たに設定されてしまいました。
これにより三井住友カードを積立投資枠でしか使っていなかった方は、ポイントが付与されなくなってしまいます(ゴールド及び一般カード)。
三井住友ゴールドカードをメインカードとして使用している方は、100万円達成すると1%の付与率となります。
私はゴールドカードをサブのカードとして使用しているので、年間10万以上利用して、付与率0.75%を狙いにいきます(メインはJALカードです)。
ポイント付与率の上限低減
プラチナプリファードのポイント付与は従来5%でしたが、11月からは上限が3%になってしまいます。
これによって、年会費の割にポイント付与率が低いカードとなってしまい、魅力が激減していますので、どうしてもプラチナプリファードじゃないと嫌という方以外は、ゴールドカードに変更することをオススメします。
楽天証券と比べてどうか?
最後に、毎回比較されている楽天証券との比較を行います。
以下に一覧でまとめていますが、SBI証券の改悪が目立ちますね。。。
年会費0円
年会費が0円の場合、三井住友カードで年間10万円以上支払わないと、楽天カードの方が優位となります。
従来はどちらも0.5%付与されていたので、SBI証券が改悪した分、相対的に楽天証券のメリットが大きくなっています。
年会費1万円以下
たとえ三井住友ゴールドカードで100万円以上利用したとしても、楽天カードの年会費当たりの付与率の方が高いので、楽天カードに軍配が上がります。
ただし、三井住友ゴールドカードで100万円修行を達成している場合、年会費がタダになるので、100万円修行済みの方は、年間10万円以上使用することで、楽天ゴールドカードよりもお得となります。
また、100万円修行後に年間10万円以上利用した場合、年会費無料の楽天カードなど全てのカードと比較しても、三井住友ゴールドカードの方が優位ですので、100万円修行をオススメいたします!
年会費1万円以上
プラチナプリファードカードは楽天プレミアムカードの3倍の年会費がかかるにも関わらず、3倍の還元率を獲得するためには、年間500万円の利用が必要となります。
プラチナプリファードは、従来利用額に関係なく5%の付与率であったため、今回の制度変更の中で最大の改悪となっています。
利用額の制限がある分、楽天証券に軍配が上がります。
まとめ
今回の制度改正に伴い、以下の2つのことを進めていきましょう。
今後も改悪はある前提で、それらに対する処置を加速することで無駄なく、利益を享受することが可能と考えますので、引き続き、有益な情報を発信していきます。
以上、今回の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
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