こんにちは、ととです。
最近は日本株も株価が低下しており、投資してもいいと思えるような株価に近づいてきました。
一方でかねてより投資してきた米国株のバリュー株は、相対的に日本株より割安感が高く、定期的に投資しています。
アルトリア(MO)
株価
米国のタバコメーカーです。高配当株として有名ですが、下図に示すように長期的な株価の下落が続いています。
この下落により、配当利回りは約9.2%となっており、かつ配当金も右肩上がりなので高配当株投資の面では非常に魅力的な銘柄です。
株価を見ても下落局面なので、私も現在1株ずつ投資しています。株価が底を売って上昇局面に突入する段階で大きく投資したいと思います。
ただ、底を打つタイミングを判断するのは非常に難しいので、下落局面ですがリスクを最小限にとどめるために1株ずつ投資しています。
Yahooファイナンス
キャッシュフロー
株価が下がり続けていることに対して、会社としての事業性を疑問視する方もいらっしゃると思います。
もちろん、タバコ産業は全世界的に縮小方向で進んでいます。一方で、事業運営がままならないタイミングがいつなのかは、未だ予測できないので投資を継続しています。
配当金の原資となるキャッシュフローを見ても残高はプラスで推移しており、現在の事業運営自体には問題ないと判断しています。
なお、2023年6月の投資キャッシュフローのマイナスが大きくなっているのは、Njoy社買収に伴うものであり、事業拡大のための投資ですので、評価としてはプラスに受け止めています。(Njoy買収の効果は今後モニタする必要がありますが。)
高配当投資をする上で配当金がしっかり支払われるか、支払い原資が確保されているかはしっかりと確認してから投資するようにしています。
銀行からお金を借りて配当金を支払っている場合は、注意が必要ですので、しっかり会社の経営状況を確認した上で投資するようにしましょう。
まとめ
2026年のFIRE実現に向け、高配当株投資を継続しておりますが、短期間でのFIRE実現にはある程度リスクを取る必要があります。
今回のアルトリアのような株価下落局面でも、会社の状況や配当原資を確認することで割安なタイミングで大きく仕掛け、後に株価上昇した際にインカムとキャピタルの両方を獲得したいと思います。
私が投資する上で最も参考になった言葉である、ジェレミー・シーゲル教授の以下の言葉をあらためて確認して、高配当株投資を続けていきます。
「株式のリターンは、企業の増益率そのものではなく、それが期待に対してどうだったかで決まる。」
以上、この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
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